Polymath School of Morioka (ポリマススクールオブモリオカ) を開校
2025年4月1日、「Polymath School of Morioka (ポリマススクールオブモリオカ) 」を開校します。ポリマスリサーチ独自の発達理論研究を教育理論の構築と実践に発展させ、全く新しいモデルとして「地球上で最も知的な学校」を目指すオルタナティブスクールとして始動します。
6-12歳向けの教育環境として、モンテッソーリ教育のエレメンタリー課程(小学校課程)のオルタナティブスクール設立を目標に活動を行ってきましたが、ポリマススクールは6-12歳向けのエレメンタリープログラムに加え、3-6歳向けのプライマリープログラムも有します。私たちは、こどもたちに真に必要な環境として、「最も知的であること」を最重要視し、そこだけに最適化した環境を作ってみることにしました1。そのため、「知的である」ことに必要な最低限の環境制約以外の一切の制約を廃したモデルにしています。
初回募集は、3-6歳向けのプライマリープログラム5名、6-9歳向けのローワーエレメンタリープログラム5名です。詳細は、こちらの公式ページをご覧ください。
リソースが拡充でき次第、0-3歳向けのインファンシープログラムや12-18歳向けセカンダリープログラムも設置していく計画です。ご質問やご相談はお気軽にお寄せください。
Footnotes
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こどもたちは精神的に飢えています。本来、教育機関の使命は「こどもを教育し、知的にすること」であるはずですが、その本質的な機能を満たさなくなりつつあります。幼児教育や初等教育では、こどもたちの精神涵養は二の次、忙しい社会の要請に従い、親が働いている間の一定時間を無難に過ごす場所であればいいという風潮が強まっています。教育機関が「知的な環境」としての役割を放棄してしまったら、こどもたちの精神はどこで充足されるのでしょうか。ポリマススクールは文明存続の危機を回避するための社会実験的な学校です。すべてがインクルーシブで、何もかも内包します。 ↩