メインコンテンツまでスキップ
Polymath School ロゴ

Polymath School of Morioka

Polymath School of Morioka (ポリマススクールオブモリオカ)は、3-12歳を対象に、モンテッソーリ発達理論と最新の学術研究を融合・発展させた独自の発達理論をベースに独自の教育プログラムを提供します。「地球上で最も知的な学校」を目指しています。


「地球上で最も知的な学校」の定義

知的さは宇宙理解度で定量的に測定できると考えています。宇宙理解度の高さは未来予測の正確性に表れます。例えば、宇宙について無知であれば宇宙で起こる現象について正確に予測することは不可能ですし、地球について無知であれば地球で起こる現象について正確に予測することは不可能です。「どのスケールまで正確に予測を立てられるか」で知的能力は近似できると我々は考えています。
ポリマススクールでは、その「知性」の発達について地球上で最も効率が高いトレーニングシステムを持つ学校を「地球上で最も知的な学校」と定義しています。


運営者紹介

ポリマススクールは、学習分野に特化したモバイルテクノロジー企業 StudyX社 によって運営されています。

運営者 小原彌智子

小原彌智子 (Obara Yachiko)

Polymath School of Morioka 学校長

1989年福岡県生まれ。StudyX リサーチサイエンティスト。シンクタンク「ポリマスリサーチ」共同代表。工学修士。国際モンテッソーリ協会(AMI)認定教師。モンテッソーリ発達理論研究者。AI研究者。2児の母。

「大学では量子物理学を研究していました。IBM基礎研究所の数理科学チームで人工知能研究に携わっていた経歴と子育て中に学んだモンテッソーリ教育理論の知見を活かし、こどもたちのための超知的で超自由で超楽しい環境づくりに励みたいと思います。」

運営者 小原大樹

小原大樹 (Obara Hiroki)

Polymath School of Morioka 用務員

1990年岩手県生まれ。StudyX CEO兼CTO。シンクタンク「ポリマスリサーチ」共同代表。ソフトウェア開発者。ゲームデザイナー。2児の父。

「普段の雑談が十分に知的であれば、グレートストーリーもレクチャーも不要です。自分より先に生まれた人間を、師として認めるかどうかはこどもたちが判断すべきことです。ポリマススクールは、未来を担うこどもたちの知的好奇心や探究心、そして最も重要な自発性を何より大切にする場所です。」


ポリマススクールの特徴

ポリマススクールは、全く新しいモデルのオルタナティブスクールです。他の学校にはない特徴──いくつかのユニークな特徴──を持ちます。

既存の学校と併用可能

ポリマススクールは、既存の学校と併用することができます。「ちょっと今日は学校へ行きたくないな」「学校が退屈でつまらないな」と感じたときに、ぜひ利用してください。
スタッフはこどもの発達に関する研究者であり、こどもに必要な生育環境や対応について熟知しています。「こどもが何を求めているのか?」「なぜその振る舞いをするのか?」を原理レベルで理解しているので、こどもの失敗に寛容です。どんな子でも多くの知的活動に挑戦でき、創発的な対話と交流の時間を持つことができます。

親子参加、週2回の教育プログラム

ポリマススクールは、原則親子参加の週2回(火曜・水曜)10時から14時の教育プログラムです。このプログラムに親子で参加することで、こどもの知的精神が満たされ、保護者も教育に関する不安がなくなっていくでしょう。教育理論のベースとしているモンテッソーリ教育は「暮らし方の教育」と言われるくらい日常生活に好影響を与えます。様々な良い影響を家庭へ持ち帰り、普段の教育の質が向上する効果が期待できます。
※ポリマススクールでは、保護者の子育てリテラシー向上を最重要視しているため、親子参加を必須としています。
※6-12歳のエレメンタリープログラムでは、在籍1年以上の場合は親子参加は必須ではありません。送迎のみお願いします。

常に移動するモバイルスタイル

ポリマススクールは、決まった場所に通学するスタイルではなく、常にいろんな場所に出掛けることをデフォルトとしています。これはヴァルトキンダーガーテン(森のようちえん)の「野外保育」やモンテッソーリ教育の「ゴーイングアウト」を参考にしています。自然豊かな岩手の環境を活かし、盛岡近郊の森や運動公園、図書館、博物館、科学館、美術館、体育館など日に応じて様々な場所で活動します。

脳の健全な発達から宇宙理解まで一気通貫で行うカリキュラム

ポリマススクールは、ポリマスリサーチの独自の教育理論研究に基づき、脳発達支援プログラムとモンテッソーリ教育をベースにした教育プログラムを融合させ、全人格の発達を達成するためのプログラムを提供します。
具体的には、「音読・手書き・計算(数かぞえ)・運動」を中心とした脳の前頭前野を鍛えるプログラムを中心に、3-6歳向けプライマリープログラムでは感覚と運動の統合を行い、言語と数、文化の知的理解を進めます。
6-12歳向けのエレメンタリープログラムでは、引き続き言語と数、文化の知的理解力を高めながら、宇宙・地球・生命の広大で深遠な知的探求に没頭します。
これらのカリキュラムによって、こどもたちの精神涵養を達成します。

「Scientific Montessori (サイエンティフィック・モンテッソーリ)」の購読が必須

ポリマススクールに入学するには、「サイエンティフィック・モンテッソーリ」の購読が必須条件となります。プログラムに参加する大人の子育てリテラシーを高めることで、無知な大人が予期せずこどもの健全な発達を阻害することを防ぎます。参加者全員がこどもの発達について学習する組織になることで、真に知的で心理的安全性が確立されたこどものためのコミュニティが形成されると考えています。

最新の学術研究に基づいた教育理論

ポリマススクールの教育プログラムの科学的なバックグラウンドを提供するポリマスリサーチでは、継続的にnatureやScienceなどの一流の査読付き科学論文誌などを参考にしながら、発達理論と教育理論の研究を進めています。その成果はStudyX Pressからの出版物やStudyX Gifted Clubのギフテッド支援プログラム内容に活かされています。例えば、子育て月刊誌「Scientific Montessori」を購読していただければ、その研究成果の一端が垣間見えると思います。

全方向の教育ニーズに対応

私たちは多様性を尊重し、人種、民族、言語、障害の有無、性別、宗教、またその他いかなる属性においても差別を行わず、すべての人に平等な機会と包括的な環境を提供することを目指しています。
不登校など学校に通わない選択肢をお探しの方、新しい教育を志すフリースクールをお探しの方、ホームスクーリングを希望する方のサポートも行っています。インターナショナルスクールのように、多文化対応・多言語対応も行っておりますので、お気軽にご相談ください。(Scientific Montessoriも多言語対応します)
※特別な支援を要するこどもの場合についての対応は、安全上の観点などから現在は未定です。今後リソースを拡充し、対応範囲をできる限り広げたいと考えています。

既存教育より100倍以上優れた教育プログラム

ポリマススクールでは、脳の発達支援プログラムを有し、既存教育より100倍学習効率の優れた学習システムを構築しています。例えば、小学校で音読をするとします。音読には脳の活性化効果が認められているので、量を増やせばそれだけ脳は発達します。インストラクショニズムを採用した既存教育では、こどもひとりにつき、1-2文を割り当てます。クラスの人数が40人、授業時間が50分で、1文あたり1分かかるとすると、こどもひとりが1日に読む音読量は非常に少ないものとなるでしょう。そのトレーニング不足を補うために宿題やテストが存在します。
一方で、コンストラクショニズムを採用したポリマススクールでは、野外などの広い場所で、非同時的に、好きな量の音読をします。1ページあたり20文とすると、5ページ読めば100文です。脳が発達していくと、何ページも読めるようになり、その差は開いていきます。短時間で十分なトレーニングができるので宿題やテストはもちろん不要です。成績表も無意味です。
ポリマススクールでは、拘束されている時間がなく、各人が自由な活動に取り組めるため、学習効率に歴然とした差が生まれてくるでしょう。その毎日の差は最終的にこどもたちの知性にフィードバックされます。

モンテッソーリ教育の物理的要件にのみ着目

従来のモンテッソーリ教育をベースにした学校は、従来の既存教育に比べて優れた教育効果を有します。しかし、同時に、教育効果を高めるために潤沢なリソースを必要とします。優秀な教師、良質な教具・教材、多人数を収容できる施設。 それらの維持費は高価であり、それが非常に高い教育費につながっていました。
私たちは、この「Do more with more」な構造の「非持続性(unsustainable)」を問題視し、こどもの健全な発達に関する物理的要件のみに着目しました。そして、理論上、最小限で最大の成果を出す「Do more with less」構造への転換に成功しました。

圧倒的なコストパフォーマンス

モンテッソーリ教育やインターナショナルスクールのような世界水準の教育を受けたい場合、通常は最低でも年間300-400万円程度の学費がかかります。ポリマススクールは、こどもの健全な発達に関する条件以外を教育環境から除外することで簡素化し、学費は月額税込8600円と「Scientific Montessori」購読料として月額税込1600円の合計月額1万円、年間で12万円(+実費)で世界水準の教育を受けることを可能にしました。
一般的な場合に対して25倍以上の圧倒的コストパフォーマンスを実現している理由は、物理学的に教育環境を見直したことにあります。


プログラム内容

3-6歳向けプライマリープログラムについて

ミッション:「試行錯誤量の最大化」
知的好奇心を活かしながら、たくさんのチャレンジと失敗から学べる環境を提供します。
感覚入力と運動出力の統合を行い、言語と数、文化の知的理解を進めます。
脳の前頭前野を鍛え、自己制御能力と自発性を総合的に高めます。自立的な行動が可能となります。
活動例:鬼ごっこなどの伝統的な運動遊び、自然散策、実験、手仕事、料理、掃除、対話、昔話、脳トレ、日常生活の洗練を中心とした活動
※野外保育とモンテッソーリ教育(プライマリー課程)を日本的に組み合わせたスタイルを目指しています

6-12歳向けエレメンタリープログラムについて

ミッション:「発見量の最大化」
自発性と探究心を活かしながら、宇宙におけるサバイバルについて学べる環境を提供します。
3-6歳のプログラムに引き続き言語と数、文化の知的理解力を高めながら、宇宙・地球・生命の広大で深遠な知的探求を開始します。
脳の前頭前野をさらに鍛え、思考能力と問題解決能力を総合的に高めます。独立した思考が可能となります。
活動例:運動遊び、スポーツ、自然散策、実験、採集、手仕事、料理、掃除、対話、調査研究、執筆、哲学、児童文学、脳トレ、現実の問題解決を中心とした活動
※6-9歳向けローワーエレメンタリープログラムでは、リテラシー向上を中心としたプログラムになります
※モンテッソーリ教育のエレメンタリー課程を参考にした活動をしつつ、雑談ベースで宇宙論、惑星科学、生命のタイムラインなどの知的な話題を気軽に扱います


その他イベントプログラム

自然と文化、歴史に恵まれた岩手を舞台に様々なイベントプログラムを計画しています。
これらはポリマススクールの関係者優先ですが、一般の方も参加できるような形態を予定しています。
イベントプログラム例:デイキャンプ(火起こし、野外炊事など)、ネイチャースクール(火、水、土、風など自然現象をテーマに自然を体感的に学ぶ集中プログラム)、ギフテッドミーティング(ギフテッドの交流と創発の場)など


募集内容

2025年4月1日、プライマリープログラムとローワーエレメンタリープログラムを開始しました。

  • 3-6歳向けプライマリープログラムの対象:3歳から6歳の知的好奇心旺盛なこどもたち
  • 6-9歳向けローワーエレメンタリープログラムの対象:6歳から9歳の自発性と探究心の強いこどもたち
  • 日時:どちらも週2回(火曜・水曜)の10:00-14:00
  • 場所:メンバーにのみ連絡。(盛岡近郊の森や運動公園、図書館、博物館、科学館、美術館、体育館など日に応じて様々な場所で活動します)
  • 備考:昼食は原則持参でお願いします。(野外炊事などを行う場合もあります)
  • 条件:親子で参加できること、「Scientific Montessori」を購読すること、親子で学習意欲があること

料金と定員

  • ポリマススクールオブモリオカ学費:月額税込 8600 円(保険料込)
  • Scientific Montessori:月額税込 1600 円
    (※購読は必須条件となりますので、各自、事前に購読してください)
  • その他施設利用料など:実費(発生時に利用施設等に各自お支払いいただきます)
  • 定員
    3-6歳向けプライマリープログラム 5名
    6-9歳向けローワーエレメンタリープログラム 5名

申込方法

  1. 入学を希望する場合は面談の上、審査をします
    (※Scientific Montessoriの購読をしていない場合は対象外となります)
  2. 入学を許可された方は、Stripe決済で月額料金をお支払いいただきます

お問い合わせ

ご質問やご相談は、以下のメールアドレスまでお気軽にお寄せください。


FAQ

よくあるご質問への回答をここに載せていきます。

0-3歳向けのプログラムはないですか?

運営リソースの関係上、プライマリーとローワーエレメンタリーの教育プログラムで開始しました。運営体制が整い次第、0-3歳向けのインファンシープログラムも開始する予定です。 内容については、モンテッソーリ教育のインファンシープログラムをベースに、親子の子育て環境を全面的に支援するようなものを計画しています。

12-18歳向けのプログラムはないですか?

運営リソースの関係上、プライマリーとローワーエレメンタリーの教育プログラムで開始しました。運営体制が整い次第、12-18歳向けのセカンダリープログラムも開始する予定です。 内容については、モンテッソーリ教育のセカンダリープログラムのようなアードキンダースタイル(全寮制のファームスクール)を計画しています。

退学はいつでもできますか?

入退学は1ヶ月単位でいつでも自由にできます。ただし、再入学を希望する場合は、定員の状況次第ではウェイティングリストでの順番待ちとなりますので、予めご了承ください。

まずはお試ししてみたいです

定期的に開催予定のイベントプログラムにご参加ください。ご不明な点がありましたら、ご質問やご相談は、上記のメールアドレスまでお気軽にお寄せください。

モンテッソーリ発達理論って何ですか?

モンテッソーリ発達理論は、こどもが自ら育つ力を持ち、成長に応じた適切な環境が重要であるとする理論です。発達段階を敏感期(特定の能力が急速に発達する時期)や四段階の発達(0-6 歳、6-12 歳、12-18 歳、18-24 歳)に分け、それぞれに合った教育を提唱します。子どもは自己教育によって自ら育つ存在であり、大人はそれを支えるガイドの役割を果たします。

独自の発達理論って何ですか?

モンテッソーリ発達理論を物理学的発生条件にのみ着目し、発達理論として、より物理学的なものに発展させました。例えば、生物の発生原理や生命の発達原理の解明を目指して研究を行ってきました。モンテッソーリ発達理論における敏感期(特定の能力が急速に発達する時期)と脳の感受性期との関係や、四段階の発達(0-6 歳、6-12 歳、12-18 歳、18-24 歳)の各段階における発達ニーズと時間的発現の法則、「なぜ6年ごとに発達フェーズが変化するのか?」や「なぜその発達ニーズがその時期に現れるか?」を解明しました。(論文は現在執筆中であり未発表です)
このような発達理論研究は世界的にも比類ないものであり、ポリマスリサーチ独自のものといえます。

「地球上で最も知的な学校」を目指すってご冗談でしょう?

ポリマスリサーチ独自の発達理論研究の成果は、なぜポリマススクールが「地球上で最も知的な学校」といえるのか、についての物理的な証明でもあります。「地球上で最も知的な学校」という表現は誇張ではありません。私たちが設計した教育プログラムの理論的な裏付けとなる論文は現在未発表ですが、論文の完成を待たずに「オルタナティブスクール」を開校し、社会実装を進めることにしました。


サポート

本スクールの運営は、StudyX社が行います。